♪Profile

ピアニスト

坂元 公美

Kumi Sakamtoto

 

 

【経歴】

愛知県出身 

名古屋市立菊里高等学校音楽科卒業

愛知県立芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業

第10回、12回、14回日本ピアノ教育連盟オーディション奨励賞

第77回福山音楽コンクールディプロマクラス 第2位

2019年TIAA海外音楽大学マスタークラス助成オーディション受講費全額免除

2019年ウィーン国立音楽大学マスタークラス ディプロマ修了

 

【Concert Biography】

・2004年~現在まで愛知県長久手市で愛知県立芸術大学ピアノ科卒業のピアニストによるピアノコンサートを毎年開催  

・2010年~2016年「100までボイトレ」専属伴奏ピアニスト

・2014年「歌のゆりかごコンサートⅢ」出演

・2016年 愛知県立芸術大学創立50周年記念演奏会(岡山)

・2017年~津山市民コール「アンダンテ」伴奏ピアニスト

・2019年 愛知県立芸術大学同窓会中国支部演奏会(広島)

・2019年~岡山市内・倉敷市内小中学校 芸術鑑賞会ピアノ伴奏を務める

・2023年 赤堀クリニック院内コンサート出演(演奏動画はこちらをクリック

 

【資格】

日本クラシック音楽コンクール審査員

一般社団法人全日本ピアノ指導者会員

津山市民コールアンダンテ専属伴奏ピアニスト

音楽企画ラルゴ伴奏ピアニスト

リトミック研究センター上級指導資格

小学校助教諭免許

中学校教諭第1種免許

高等学校教諭第1種免許

 

全国各地でソロ、伴奏ピアニストとして演奏活動を行う傍ら、2004年より岡山県津山市内自宅にてピアノ教室を主宰。海外留学と国内外での演奏経験、また中高一貫校に通う2児の母としての子育て経験を活かし、ピアノを初めて習う小さな子どもから、受験生、ピアノ教師、プロフェッショナルを目指す方まで幅広く後進の指導にあたっている。これまでにピアノを河合宏子氏、宇野恭子氏、故・久保みち氏、松本総一郎氏、米川幸余氏、ウィーン国立音楽大学教授アレキサンダー・ロスラー氏に師事。ソルフェージュを大塚理恵氏に師事、伴奏法を故・八重口敬子氏、室内楽を河合宏子氏に師事。2023年4月より津山市内小学校非常勤講師を務めら傍らピアノ教室、伴奏、ソロ演奏など多岐に渡って活動中。

 

 

 

演奏会情報

▶︎オフィシャルサイト

▶︎YouTube

 

 

《ピアノ指導で大切にしていること》

音楽を楽しむ心を大切に育むこと。自分の気持ちに素直に向き合い、自分自身の人生を豊かにしてほしいといつも願っています。一度きりの人生です。経験する全てが通過点。どんなこともチャレンジしてみてください。その経験の全てが必ず一本の道となります。大切なものは目に見えないからこそ、自分らしく、今を大切に、そして音楽を楽しむ心を大切にしてほしいなという思いで指導にあたっています。

 

 

 

《ピアノ以外の趣味、大好きなことなど・・》
“ハンドメイド好き”
アクセサリー作り、小物作りなどハンドメイド全般、作ることが大好きです。日々手作り品に囲まれて生活しています🎵

“お菓子、パン作り大好き!”
天然酵母パン作りにハマり、りんご酵母を作っていた時期があります🍞酵母の香り豊かなパンはとっても美味しくて大好きです♡

また、アイシングクッキーに魅了され一時期本気でハマり、講師免許を取得。全国のアイシングクッキー講師の方を対象にオリジナルデザインアートクッキーの作り方をご指導させていただいたことも。今となっては貴重な経験となっています。現在は自宅で贈り物クッキーなどを作っています。

“子育て”
2024年4月から高校2年になる長男、中学2年になる長女二人の母として子育て真っ只中🪇



《自己紹介》
幼少期から歌うことが大好きな子供でした。小学校では鼓笛隊に入り、トロンボーンと小太鼓を経験。小学校時代は周りの子に比べると極端に背が低く、トロンボーンと同じ背丈の小さな6年生でした。

中学ではクラリネットを経験。吹奏楽部に入部して半年後に顧問の先生から“音高を受験するなら部活してないで家でピアノの練習をしてろ”と半ば強制退部(笑)音楽の道へ進むことの厳しさを知っているからこその顧問の判断でした。芸大を視野に入れての音高受験を希望していたため、世間一般的な中学生とは違う青春時代を過ごしました。(私の青春〜(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`))

 


音高時代は同じ志を持った仲間と互いに切磋琢磨しながら過ごした日々。青春ここにありき!と言わんばかりに幼いころから入学したい!!と夢見ていた菊里高校音楽科に入学。花の青春を謳歌した3年間でした。芸大受験本気で準備し始めたのは高2夏頃。スタートはかなり遅かった方だと思います。当時はマンション暮らしだったため、練習は夜8時までという時間制限がありましたが、◯◯だからできないではなく、◯◯でもできるんだ!と超絶ポジティブ思考で、休みの日は9時間〜10時間程ピアノ室にこもって練習。平日は学校の練習室を借りて5時間〜6時間。練習に明け暮れる日々を過ごしました。恋愛やショッピング、オシャレなどは完全無縁状態(笑)ピアノ漬けの毎日です。正直今思い返すと、精神状態病んでたと思います(笑)そんなピアノ漬け高校時代の唯一の楽しみといえば、実技試験後の買い物巡り。

 


死ぬ気で頑張った大学受験。小学生の頃から夢みていた愛知県立芸術大学に合格。しかし第一志望大学合格後は自分の人生の目標を見失い、抜け殻に。あまりにも過酷な青春時代(練習漬けの日々)の反動もあったと思います。大学時代は楽しかったですが、その反面目標を見失った人間となり、音楽を楽しみたくても、思い通りに楽しめず、とても苦しんだ時期でした。モヤモヤとした気持ちのまま大学を卒業し、結婚。岡山へ移住することになり、、、。数年後には子供が産まれ、子育てが始まったこともありしばらくは演奏することから離れていました。しかし、、。もう一度原点に帰って自分の音楽を楽しみたい気持ちが高まり、基礎から練習再開、そして子育てをしながらピアノコンクール、オーディションを経てウィーン国立音大へ留学。人生好転期。ウィーンで作曲家たちが見た景色や感じた気持ちに寄り添うことで音楽本来の楽しみ方、本質を改めて再確認。人生の価値観が180度変わった経験でした。これまで学んできた全てが一つに繋がった留学があったからこそ、ピアノ教室で音楽本来の本質を伝えていきたいと思うように。そして私のピアノ人生のすべてが、このページの初めに記載した「教室で大切にしていること」につながって今があります。